建築現場で出るたくさんの半端ものの建築建材たち。
発注をするときに足りないといけないのでどうしても少し多く発注して余らせてしまいます。
建築廃棄物の再生利用率は97%以上と上がってきていますが、運搬・リサイクルするにもエネルギーかがかります。
そして廃棄するのに費用もたくさんかかります。
なるべくそのままの状態でごみにすることなく必要な人に使ってもらえたら。
地域で出た余った建材を地域の人たちが有効に使い新しい命を与えることができたら。
たくさんの方にまだ使える余った建材を届けることができる資材循環のシステムの場を稲美町に作ることにしました。
店ではアップサイクル商品やエシカル雑貨、発酵食品の販売なども行っています。
そして、ここは地球一個分の暮らしを見ていただける場にもなっています。余った建材をリユースしたDIY、太陽光発電、井戸、かまど、畑、循環の庭、コンポストなど、今すぐにでも取り入れられる、自然に負荷の少ない暮らし方を是非体験しにいらしてください。
リマテリアルには古民家を改修したカフェが併設されています。
有機栽培で生産されたコーヒーや薬膳茶、オーガニックジュース、発酵ドリンクなど、カフェ利用はもちろん、毎日限定の稲美町産のお米を使ったかまど炊きご飯、地産地消の食材やピクルスなどの発酵食品を使った環境や身体にやさしいランチメニューもご用意しております。稲美町の隠れ家的カフェにてランチやショッピング、ご休憩をぜひお楽しみください。
余った建材の運搬や処理に使われるエネルギーを減らして、CO2を削減する。
まだ使える素材を必要な人に届けて、大切に長く使ってもらえるようにする。限られた資源を大切に使う。
捨てられるはずの建材にデザインやアイデアなど新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップサイクルする。
ごみを可能な限り自然本来の循環に戻す。また、土に還りやすいものを建築素材として選ぶ。
まずは余剰建材を減らして(REDUCE)、そしてリユース(REUSE)してそのままの状態で使う。それができなければリサイクル(RECYCLE)する。そして最後土に還るのを見届ける(RETURN)。素材が循環するためには、3Rでなく4Rを考える必要があると考えています。
捨てられるはずだった建材でもデザイン次第でかっこよくおしゃれに暮らしに取り込むことができます。地球上の限られた資源を大切につかうこと。無駄に消費しすぎないこと。自然の循環のなかにちゃんといること。生きとし生けるものが愛に満たされ命をつなげる地球を残すため、私たちの暮らしを考えましょう。
まだ使える余った建材を必要な方の手に届ける資材循環のシステムも作ります。